新潟大学発!遠隔授業に必要な環境をクラウド提供
自分のパソコンにプログラミング環境や計算環境がなくても、ブラウザを介して仮想コンピュータでプログラミングを行うことができます。使用者のパソコンがインターネットにさえ接続できれば、利用場所を問わずプログラミング演習が可能です。
独自の数式処理エンジンの他、数学演習問題の自動出題・自動採点の機能、演習授業のオンラインサポート(TA補助・質問対応・クイズ等)の機能を提供しています。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響によって、多くの大学の授業がオンライン実施となっている今、システム構築不要ですぐにサービスの利用ができます。
数学演習問題の自動出題・採点
SymPy(Pythonのライブラリの1つ)をベースにした独⾃の数式処理技術を 備えており、例えば「2x+6」が正答の問題に対して「2(x+3)」と 解答した際にも、数式の等価性を認識して正しく採点します。
学⽣にとってはハードルの⾼い解答の際の数式⼊⼒を補助するため、 テスト提出前の⼊⼒式の⽂法チェック機能を提供しています。
問題作成ではランダムに変化する変数(パラメータ)を設定することができ、 学⽣ごとテストごとに異なる類似問題を出題可能です。 学⽣間での解答の共有防⽌や反復演習に役⽴ちます。
オンラインプログラミング環境の提供
クラウドコンピューティングの仮想マシンを利用して構築されるシステムで、 教員はソフトウェアのインストールや、ハードウェアのスペックなどを自由にカスタマイズできます。
学生はいつでもどこでもCESにアクセスして、ブラウザ上でプログラミングが可能です。 学生のPCにはソフトウェアのインストールが不要です。
Jupyter ProjectのNotebookを使用し、Python、 MATLAB、C言語などのプログラミングができます。
また、LaTeXを利用して数式を含む綺麗なレポートが作成できます。
オンラインチャット
オンラインの授業中でも学生の質問にスムーズに対応できるチャット機能です。 TAロールを配置することでオンライン授業でも質問対応を並行実施できます。
教員は学生の仮想環境にアクセスし、作業内容をリモートで直接確認し指導ができます。
インフォメーション
トライアル版の使用(無料)の申し込み受付中です。
FAQ
2022年9月以降の授業でCES-Alphaを使用したい。どのように使用開始すればよいか。
現在、CES-Alphaはトライアル版を無償でご利用いただけます。アカウントの作成ページからアカウントを作成し、授業開設の申込ページで授業作成コードの発行を申請してください。
授業にCES-Alphaを導入する流れを教えてください。
(教員、学生)アカウント作成 →(教員・要申請)コース作成→(教員)コース登録URL発行→(学生)コース履修登録
無料期間終了後のデータはどうなりますか?
使用者がデータを削除しない限り、授業後の5年間の間にデータが保管されます。
授業実施に関わるデータはいつまで保存されるのか。
サービス終了まで利用できます。データの一部をダウンロードすることも可能です。また、使用者がデータを削除しない限り、サービス終了(無料コースの使用者は最終使用)から5年の間、データが保持されます。
他システム(教務システム)と連携できますか?
Moodleとのコース連携機能を用意しています。学生はCES-Alphaのアカウントを作成しなくてもCES-Alphaのサービスを利用できます。
オンプレミス(学内にシステム構築)での提供はできますか?
クラウドでの提供のみとなっております。
プログラム教育や数学でしか使えませんか?
授業管理やレポート提出、オンラインチャット等、他の授業にもお使いいただけます。
どのくらいの実績がありますか?
新潟大学、早稲田大学、山形大学、貴州財経大学(中国)の50以上の授業にて使用してきた実績があります。2022年7月の時点では、2000人以上のユーザーが登録されています。